過去のロミ通信

2016.07.12 ・・・・・

永六輔さんがお亡くなりになった。
本当にユニークで楽しい才人であった。

私は1963年にラスベガスでミュージカルショウ『フラワードラムソング』に
出演していて永さんの訪問を受けた。

『上を向いて歩こう』がアメリカでも発売されてヒットした為の渡米であった。

当時日本人はまだ国外へは特別の場合以外に行かれなかった。
私のショウを見ていただいた数少ない日本人の一人である。

日本への帰国以後は永さんが関係していらした
NHKの『夢であいましょう』に度々出演する様になった。

周りの個性的な天才が次々と亡くなっていく。
本当に淋しい。
心からご冥福を祈ります。

2016.06.05 新曲発表

いよいよ新曲全国一斉発売の日が近づいて来ました。
6月22日(水)です。

曲は『さらば燃えた日よ』で、有名な作曲家スメタナの作曲したモルダウ(我が祖国)に私が詩をつけた若くしてこの世を去って行った若者たちへの鎮魂歌(レクイエム)です。

沢山の人に聞いて頂きたい曲です。
6月22日 キングレコードから一斉発売です。よろしくね!!

2016.03.29 長い間お休みとしてしまいました

去年の6月からある曲にとりつかれて夢中になっていました。

去年は終戦70年目にあたり数多くのニュースやドキュメントが放送されました。
世界中で起こった戦争で命を失った大勢の若者たちを思うと胸がつぶれる思いでした。そんな時必ず私の心をよぎる曲がありました。

『モルダウ』です。

これはボヘミアの作曲家スメタナが祖国への深い愛を込めて作曲した連作交響詩『我が祖国』の中の一曲でその名旋律はあまりにも有名です。
この曲に詩をつけて歌いたいと思いつき、今は亡き夫が私にくれた詩と合わせて新しい曲が出来上がりました。
私も7年前に一人息子を病気で亡くしその思い込めながら、若くして死んでいった多くの若者たちへの鎮魂歌(レクイエム)が誕生したのです。
是非是非聞いていただきたいと思います。

『さらば燃えた日よ』
6月22日(水)キングレコードより 全国一斉発売

2015.06.24 あなたとのおしゃべりおまちしています

声を使うことがどんなに大事なことか、人は案外知りません。 
声は年令と共に段々低く小さくなって来ます。
それは喋るチャンスが減ってくるからです。

声は使わなければ使わないほど出なくなります。
大きな声でおしゃべりをし大声で笑うことは、喉の為にも健康の為にもとても大切です。
また、脳に刺激を与えるためにも絶対必要です。
長い人生であらゆる経験をして来ました。
どんな話題にもお話やご相談のお相手が出来ると思います。 
お気軽にお声を掛けてください。詳しいご案内はこちらをご覧ください。

2015.06.23 デザートは音楽

数年前、週刊新潮の『私の週間食卓日記』というコーナーで私の一週間の食卓記事を書いた事があった。

その時食後のデザートはマスカットとチャイコフスキーの『ヴァイオリン協奏曲』また別の日はラヴェルの『ボレロ』、お腹いっぱいの日は音楽のみで、ショパンの『別れの曲』と『ポロネーズ』といった具合。

私にとってデザートは必ず果物そして音楽もなくてはならないもの。

その時に管理栄養士の荒牧麻子さんより『味でおしゃれを組み合わせてもまた脳への栄養となっているようだ。こういう果物の食し方があったのかと目からウロコ』
という批評をいただいた。

音楽は私にとって生きていくのに絶対不可欠なもの、脳への栄養はすべて音楽から取っている。

2015.01.08 懐かしいおばさん番組『いただきます』

昨年の12月19日、30年前にレギュラーで出ていたおばさん番組『いただきます』の同窓会番組がフジより放送された。

当日の出演者は、戸川昌子、ホキ徳田、白川和子、それに私ロミ山田の4人で番組の司会者小堺一機にいじりまわされるという趣向。

小堺君も相手が年上であっても幅広い年の差がかえって遠慮せずに物が言えて言いたい放題。

ホキは戸川さんの言うことに一々反論するし、その間私は笑いっぱなし、ほんとに楽しい30分だった。

『いただきます』は5年にわたって放送されたが、どういう訳かその当時の若い子に人気があって高校生がみんなビデオにとって見ていたらしい。

だから今は大きくなった40才代後半ぐらいの子によく見ていましたといわれることが多い。

明治・大正・昭和生まれの50才以上のおばさまたちがゲストだったが、出演者すべてが一芸に秀でた人ばかりで言うことに重みがあったし遠慮のないところが特に面白かった。
今そんな番組がないのが残念である。

2015.01.05 新しいお仕事

明けましておめでとうございます。
年毎に元気になっていく私なので今年もうんと頑張ります。

それに今年は歌手としての色々な仕事の他にコンフォートリビングコーディネーター(居心地のよい住宅のコーディネーター)としてのお仕事もやっていきます。
私が建ててみて住んでみて素晴らしい体験をしたデンマークの住宅をお家を新しく建てたい方、リフォームしたい方、インテリアで悩んでいる方にアドヴァイスしてさしあげられたらと思っています。

デンマークハウスを建てているオーディンホームのある五反田のデザインセンターでケネディーがこよなく愛したデンマーク製の椅子に座って新しいアイデアを考えています。

先年12月13日に第一回のセミナーを開きまして、近々2回目を開くつもりです。
リビングに関する色々なお話、専門家からのお話を聞いたりして今後の参考にしていただきたいと思っております。
日程が決まりましたら当ホームページにてお知らせいたします。

2014.11.24 高倉健さん

高倉健さんがお亡くなりになった。
あまりに突然の訃報にほんとに驚いた。

私は昭和45年に東映『日本侠客伝 雷門の決斗』 でご一緒にお仕事をした。
京都での撮影だったが京都の夏は特別暑い。
その上私は役柄で娘道成寺を踊る女役者の格好をするシーンがある。
頭がくらくらするほど暑かった。

そんな中、健さんから役者、スタッフの全員に差し入れがあった。
ちゃんとガラスの器に入ったカキ氷だった。
その美味しくて嬉しかった事、一生忘れないだろうと思う。

健さんをはじめ出演者の島田正吉さん、藤山寛美さん、村田英雄さん、待田京介さん、その他沢山の有名俳優陣が氷にかぶりついている図は壮観だった。

映画一筋に打ち込んで生きていらした人だった。

毎日のようにテレビに出まくっている人の何百倍もの存在感を持った人だった。
これからもずっと人々の心の中に生き続けていくだろう。
心からご冥福をお祈りします。

2014.11.09 立っているだけで筋力アップ

あるお医者様がテレビで言ってらした。
電車やバスでは、なるたけ立っている方がいい。

それは立って揺れると太ももの内転筋が強くなるんだそうで、とても大事な所だから日頃から鍛えておくべきだそうだ。

それにしても、優先席にすまして若者が座っている。
情けない限りである。

規則を守る精神なし、思いやりなし、あるのは図々しさと自己愛のみ。
ある人が言っていた。
「優先席に『寝たふり厳禁』と書いた紙を貼って欲しい」と・・・。

2014.08.20 映画『どんぐり兄弟の梅干』 

8月9日 南大塚ホールで映画祭が行われた。
上映の後、井上博貴監督と私でトークショウがあり、映画『どんぐり兄弟の梅干』について語った。

これは老齢に近づいた双子の兄弟のお話で、ユーモアたっぷりの中に色々な現代の問題も含んでいる。

私はお兄さんにほのかな恋心を抱いている女性である。
主役の老人には民藝の角谷栄次さんで双子の兄弟、一人二役である。

四年前の作品だが、DVDも発売されているし、あちこちで映画祭が行われている。
皆様も機会があったら是非ご覧ください。

2014.08.15 Birthday Live

生まれて始めて自分の誕生日8月8日にライブショウをした。
暑いし、お盆だし、旅行もあったろうに沢山来てくださって身にしみて嬉しかった。
何といってもその日の目玉はサプライズゲストであった。

私が、ヒットした私のオリジナル曲『知りすぎたのね』を歌った後、同じく『知りすぎたのね』のイントロが流れ『今日のサプライスゲスト ロスインディオスのリードヴォーカル、棚橋静夫さんです!』といって、彼が現れる。

ロスインディオスは私が『知りすぎたのね』を出した一年後に同じ曲を出して、これもまたヒットしたのである。

棚橋さんと私にとって、2時間近いショウは実に楽しく終わった。
皆様、有難うございました。

2014.07.04 ライブに向けての日々

いよいよ8月8日私のお誕生日ライブが近づいてきた。
何かと気ぜわしい。

何もこんな暑い時にとか、避暑に行くはずだったのにとか色々困った人が多かっただろうと思うけど生まれた日が真夏の8月8日なのだからしょうがない。
でも、ホントにファンや友達はありがたい。

中には遠く小樽から来てくださる方もいらっしゃる。

いいショウにしなければと思う。
何しろサプライズゲストが素晴らしい。
当日までは内緒で当日舞台の上で発表となる。

暑さにもめげず毎日発声とリハーサル、トーク部分のお話の内容確認と忙しい。
その間、栄養を一生懸命とっている。

あとは、小さな体操、あまり激しくすると逆効果になるので、ゆるりとした運動をやっている。

終わったらゆっくり友達と銀座の虎屋のかき氷を食べに行きたい。
映画も沢山見たり、遊ぶファンが一杯である。

2014.07.04 バースデーライブ

8月8日は私の生まれた日。
今年はその日にBirth day liveをやることになった。

それでいつもやっているコンサートやディナーショーと一味違ったショーをやるべく今や大騒ぎである。
大昔に歌ったりレコードに入れた歌、懐かしく日本人が大好きな歌、胸に染み入る世界の歌等々。

birthday にちなんで今回のゲストはまさにサプライズゲスト。
今ここで名前が言えないのが残念である。

久しぶりに歌う歌の中に『一人寝の子守唄』があって、「一人で寝る時にゃよーー」で始まる歌が6番まである。
ところがどういう訳か「二人で寝る時にゃよーー」と歌ってしまうのである。
全く困ったもんで、気を張っていないと間違える。
6回も繰り返すのだから絶対間違えられない。

8月9日は長崎に原爆の落ちた日である。
そのために、『長崎の鐘』を歌う。

これは、うっかりするとその悲しさが胸を突き上げ泣きそうになる。
だから歌いながらも少し気をそらさないと危ない。
花祭りというラテンの底抜けに楽しい歌がある。
これはゲストもバンドのメンバーも一緒に歌う。

ついリズムをとって動き回りそうになるけど、10cmのハイヒールだから転んだら大変。
色々と苦労します。

2014.04.18 開店おめでとうございます!

今日、有名なローストビーフの店『ローリーズ』の恵比寿店開店パーティーがあった。
私の行きつけの大好きなレストランである。

Lawry’s The Prime Ribはこちら

2014.04.05 久しぶりにレビューを見た

昨日は私の仲良しの元SKD男役スター春日宏美さんがゲスト出演していらっしゃるRevue on Revueを見に行ってきた。

ほんとに久し振りに見るレビューで楽しかった。
春日さんが真白の燕尾服でたった一人で舞台に現れた時はまさにスターのオーラが満ち溢れ美しかった。

私たちは彼女が踊り私が歌と同じ芸能界でも少し違った分野で働いているけれど普通の話題でいつも話が盛り上がる。

私のショウにも彼女は毎回来てくれる。
何といっても『ショウほど素敵な商売はない』!

2014.03.31 テレビ取材

先日テレビの取材があり色々大変だった。
ロケに都合3日かかったが、その間私は動き回りづめ。

何しろ元気さが売りの番組だったたので、ジョギングやスクワットなど飛び回り、自分でもこの年でよくこんなに飛び回れるものだと感心した。

元来健康のかたまりのような女なので、結構楽しかった。
それに、この激しいロケのおかげで2kg痩せた!バンザイ!!!!

2014.02.23 ちょっと不思議な組み合わせ

2、3日前、 岩谷時子さんの特集をテレビでやっていた。
作詞家であり40年も越路吹雪さんのマネージャーを務めた方である。

私もアメリカから帰りたての頃、訳詩で大変お世話になった。
その岩谷さんが、つい最近97才でお亡くなりになった。

越路さんとの写真が出てきてとても懐かしかった。
越路さんとは、洋服屋さんが一緒だったのでよくお会いした。

何年も前のこと、突然美空ひばりさんから電話がきた。
「越路吹雪さんのコンサートのチケットがあるから一緒に行かない。」というものだった。

ひばりさんとは、当時私がやっていたテレビ朝日の帯番組『あなたとテラスで』でゲストに出ていただいた時以来の仲良しである。

早々二人で出かけ、2時間近くのコンサートを二人でたっぷり楽しんだ。
宝塚出身の越路さん、演歌の女王ひばりさん、アメリカミュージカル出身の私、まことに珍しい風景である。

歌好きであることだけが三人の共通点で、あとは全てが異なっている。
でも、楽しい一夜であった。

今はその越路さんもひばりさんも、そして岩谷さんも皆天国に召されてしまった。
寂しい限りである。

2014.01.09 新しい年 新しい歌

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて今年の抱負は? と聞かれると、そうそう立派な答えも出て来ない。

今までと同じく自然体で素直にこつこつやっていくと言うより他にない。
あまり気負い込むタイプではないのでいたって平凡である。

強いて言えば歌手として歌う曲のレパートリーを増やしていきたい。
既にクラシックから歌の世界に入っているのでオペラのアリア、歌曲(ドイツリート集)、ミュージカル、ポピュラー、映画主題歌、スタンダード、自分のオリジナルと多岐に渡っている。

でも今度はクラシックから交響曲、協奏曲、ピアノ曲、のメロディーに歌詞をつけて歌いたいのである。

既に私はショパンの別れの曲をイタリア語で歌っているが、美しい曲は数限りなくあるので、片っ端から自分の歌にしたい。

歌詞は曲に合わせてドイツ語になったりイタリア語になったりいろいろである。
既にショパンの別れの曲はイタリア語で歌っている。
一つ一つ曲を選び勉強して行くのは実に楽しみである。

2013.12.26 クリスマス ディナーショー

12月21日、私はホテルゆうぽうとでクリスマスショーを行なった。

真っ赤な花で作られたまんまるのユニークなクリスマスツリーと直径80cmもあるやどり木のリースで飾られた舞台で、盛り沢山んのとても楽しい2時間をお客様と共に楽しんだ。

クリスマスキャロルやアヴェマリアを沢山盛り込み、スペシャルゲストシンガージョニーダイナマイトさんとのデュエット『When You Tell Me That You Love Me』を歌う。

これはほんとに素敵な歌。
最近テレビのスズキ自動車のコマーシャルに使われています。

ジョニーダイナマイトさんはゴスペルシンガーでもあり、黒人特有の少しハスキーがかった魅力的な声で何年も私のショーに来てくれているお客様方が、今までの男性ゲストシンガーの中で一番ロミに合っている口々に言ってくれた。

ミュージカルやスタンダード、私のオリジナルといろんな種類の歌、それにものまね漫談家まろまろさんの楽しいおしゃべりも含めて2時間のショーだった。

プログラムの中に支那の夜を入れて歌ったが、これは私のアメリカ時代に出たテレビのジャックベニーショーの動画がYou Tubeに流れていて吃驚したゆえです。

何しろ50年前のテレビ番組で支那の夜を歌っているのですから。
テレビもまだモノクロの時代である。それをディナーショーの中で再現し、私がアレンジを少し近代風にかえ同じキーの高さで歌ったのである。
とても評判がよかったので今後ずっと歌っていくつもりである。

You Tubeでロミ・山田を検索してください。

50年前のロミ山田が支那の夜を歌っているシーン出てきます。
26才の私です。(なんとも初々しい!!)

ショーは最後にマイウェイでしめアンコールでホワイトクリスマスついでにお客様と一緒にきよしこの夜を歌って終わった。
お疲れさまでした。

2013.12.04 慌てもの

いつか私は地下鉄に乗って有楽町まで行ったことがあった。

降りてデパートに入る。デパートに入るところに鏡がある。
その一つを何気なく覗いた途端卒倒しそうになった。

頭のてっぺんに黄色のホットローラーを三つつけたままだったのだ。
電車の中で前に座っていた人が不思議そうな顔をしてたのは知ってたが、まさかまさかである。

全身から火が出るような恥ずかしさで大慌てでカーラーを取った。
鏡があってほんとに助かった。

また別の日、やはり地下鉄で出口へ向かって階段を上がって行くと人がずっと壁側に沿って並んでいて、踊り場から右へ曲がっていく階段にもずっと人が並んで立っている。

みんな何をしているんだろうと思って上の出口まで来て分かった。
外はいつの間にかすごい風と雨になっていた。
殆どの人が傘を持っていないため止むのを待って立っているのだ。

私は傘を持っていたので、さて出ようとした途端、突風が来て私のフワリとした柔らかい布地のギャザースカート(夏用)はパラシュートのように膨れ上がった。

私は片手にBAG、片手に譜面の入った袋を持ち、なおかつ両手で傘を広げようとしてたのだ。
もうそれどころの騒ぎではない。
私はまくれ上がるスカートを上から押さるのに必死。 

でもあっち抑えこっち抑えても風は容赦なくスカートの中に吹き込み膨れ上がる。
壁際に並んでこの突風と雨が止むのを待っている人はみんな暇だからずっと見てる。
もう死んでしまいたかった。辛い一日でした。

2013.12.03 ホーリーナイト

12月21日にクリスマスディナーショーを控えた私は今最も忙しい時を過ごしている。
プログラム通りに毎日通して歌い、その他にボイストレーニングで発声を一時間やる。
歌詞の確認、トークの内容の確認と、する事一杯。

御常連のお客様が多いのでトークの内容は毎回変えなければならない。
歌だけだとお客様は絶対満足しない。
皆さん、私のトークが大好きで毎回楽しみにしていらっしゃるので大変である。

クリスマスの歌も沢山歌うので、私自身も一年ぶりで歌うわけだから懐かしくセンチメンタルな気持ちになる。
今度も歌うホーリーナイトは、私の学生(高校)時代からカトリックの学校だったので毎年歌わされた。
その頃から60年以上もたって同じように毎年歌っているのだから感慨ひとしおである。

救いの御子は来ませり

2013.11.21 キャロライン・ケネディー 大使

キャロライン・ケネディー大使がとうとう着任なさった。
日本にとって素晴らしいことだし、私にとっても少なからず間接的なご縁があってこの上なく嬉しいことなのだ。

ケネディーが大統領に就任なさった年に私はアメリカボストンに音楽学生として留学した。

ボストンはケネディーの出身地でボストン郊外のハイアニスに彼の自家がある。
私の行った学校はニューイングランド音楽院といってボストンのど真ん中にあったが、チャールズリバーを渡るとすぐそこには広々としたハーバード大学のキャンパスが広がるケンブリッジという街になる。

ここがケネディーの出身校である。

数え切れない程多くの優秀な人材を生み出した伝統と格式のある学校で私たちはハーバード大学の全てが好きだった。

留学中私は風邪をこじらせて寄宿舎から病院に入院させられしまった。
ほんの数日だったけれど、あとからみんなに言われたのが、入院した病院がマサチューセッツジェネラルホスピタルと言って世界一有名で世界の王様やセレブが入院する病院だとの事。

ケネディー一家御用達の病院でもあるそうで、私が丁度ボストンに居た頃キャロラインさんがこの病院でお生まれになったという話を聞いた。

マサチューセッツジェネラルホスピタルに入院したなんて自慢になるとボストンの人達に言われたけど、病気で入院して自慢もへったくれもない。

でも、キャロラインさんはとても身近に感じる。
キャロラインケネディーさん、心から歓迎します!

2013.10.31 図々しい若者

21才の時から運転していたが6年前にピタッと止めた。

今はタクシー、電車、バスをうまく利用しているある日たまたまJRでシニアの席に座ってふと前を見ると、ずらりと若者が座っている 男一人 女二人。

いい若者である。全く!

腹が立って睨みつけたが向うは目をつむっているから見えるわけない。
立って前へ行って一人づつひっぱたいて、若者のくせに立ちなさい!と言いたいのをぐっと堪える。

若者の間で無くなってしまったもの、常識・品格・思いやり・・・・・・。
早く取り戻してください。

2013.10.30 困った年令

東京都では満60歳から映画が1800円から1000円になる。
映画大好き人間の私にとっては有り難いことである。
始めの頃は何も証明するものを見せなくても入場できた。

映画界の人に聞いた話では年配の方々にも多く映画を見てもらいたいからとの事であった。
でもその内証明するものを見せなくてはいけなくなった。
すましてシニアですと言って入って来る客が増えたからとの事。

ある日私は映画を見に行き、1000円札を出した後、ごそごそシルバーパスを探していたらイケメンの係員がろくに顔も見ないで「大丈夫です、分かりますから」と言った。

「あらそう」と言ったものの釈然としない。

考えてみれば至極当たり前なのに何となく腹が立つ。
向うはわざわざ探さなくてもいいですよと意味で言っているのに、親切さなど全く感じなく即座に言われたことに少なからず傷つくのだ。

昔から英国紳士のようなエスコートの名人と言われている年下の男友達のエスコートぶりも最近では心をこめて一生懸命やっている介護の姿勢に見える。
人の親切さが素直にストレートに受け取れないという困った年頃になったものです。

2013.10.26 日本にカジノをという話

お台場にカジノをという話が新聞に出ていた。
まあ、いろいろ賛否両論は出るでしょう。

私はアメリカへの音楽留学生を経て、1960年に偶然ニューヨークでオーディションを受け芸能界に入った。

ブロードウェイのショウ二本でアメリカ中をまわりその後ラスベガスで再オープンし1年半のロングランとなった。
だからオーディションの機会を得、芸能界に入ったニューヨークを私の第二の故郷と呼び、1年半もショウ(ミュージカル)をやったラスベガスを第三の故郷と呼んでいる。

ラスベガスは今も昔も世界一安全な街と言われている。
そこは遊びに来ている人達、出演しているハリウッドやニューヨークから来ている芸能人達、そして全てのホテルで働いているスタッフ達の3種類の人達がいる。
長い間同じ場所で働くのでスタッフ達とは実に仲良くなる。
みんな地元のラスベガスには似合わないような素朴な人達である。
法律の厳しいアメリカで唯一息を抜く所として人々はやって来る。

ギャンブルという言葉だけに捕らわれずに明るく楽しいエンタテイメントの街を是非作ってほしい。

2013.10.25 嫁・姑の問題

先日テレビでこの問題について数人が論じ合っていた。
嫁は嫁なりに、姑は姑なりに苦労をしているようで大変だなとは思うが私にはそういう経験が無い。

私の友人達は、貴方はラッキーなのよなんて言うけれど決してそんなものではなく、
私はお姑さんが人間として大好きであっただけの事である。

私の姑は「目白の聖母マリア」というあだ名がついていたほど優しく心美しい人だった。
子供が生まれてからは月に一回か二回は子供を連れてお姑さんたちを訪ねた。

全く図々しい嫁で、こっちで勝手にいつ何時に伺いますけどいいでしょうかと尋ね、
子供の書いた絵を持って子供を連れて午後に尋ね、すまして夕食を御馳走になって、帰りにはお野菜や果物のお裾分けに預かって帰ってきました。

主人の妹のいわば小姑さんも楽しい人でよく話が合い逢ったときは女3人でのとても愉快な一時を過ごしたものである。

客観的に見て何故あんなに姑や小姑を嫌い敵対心を持つのか分からない。
結婚する前からお嫁さん側は敵意を持っているのが周りを見ていると分かる。
それが事あるごとに増幅していって決定的な感情になってしまっているようだ。

相手に対しての見方をちょっと方向転換してみてはどうだろう。
なるたけ良いところを重点的に見ると親しみが湧いて来るはずだ。
こちらが親しみを感じると必ず相手に通じるものである。

そうやって相手に愛情が生まれる。
すべて人間同士の根本は愛情だと思う。

2013.10.22 ダイアナ

映画『ダイアナ』を見た。 悲しい実話である。

ダイアナの事故死の二年前からのお話で、これを見ると結婚がいかに難しいかがよく分かり、王室という難しい環境にあっての事だから全てが思うようにいかなかったにしても、チャールズ王子は恋人がいながら他の人と結婚するなんて全く許せない。

腹の立つこと甚だしい。
愛の無い結婚なんてこれほど残酷なことがあるだろうか。

相手の収入やルックスばかり気にして結婚を望んでいる今時のお嬢さん、心から愛し愛される人を見つけなければ駄目ですよ。
それには、自分自身に謙虚さ、細やかな心配り、思いやりを身につけなければ・・・・・。

お洒落

エレベーターに乗り合わせた外人の男性が「ネイルの色がとてもきれいですね」と言ってにっこり笑った。

大体外人は初対面の人にもとってもフレンドリーだけど、いいと思った事はすぐ口に出すこの習慣は羨ましい。

その時私は男性が一番好むと言われているワインレッドの色を塗っていた。
男性はあまりゴチャゴチャ飾りがついたネイルは好まない。

男性の好みを全く無視しておしゃれをしている情勢が多くいるのには驚く。
独りよがりのおしゃれでなく少し男性の目から見た美しさというもので研究してほしい。

元気のひみつ

お肉が大好きな私は最低週に一回はステーキをいただく。

牛肉は身体に一番大事なセロトニンがあって、私は風邪をひきかけてもステーキを食べて治してしまう。

少し気分が落ち込んだ時もすぐお肉・・・。
するとすぐハッピーになるのだ。

ほんとに不思議だけどお医者がはっきりおっしゃってるから真実なのだ。
特に年をとってきたら牛肉は必要。
声の艶もお肌の艶も変わってくる。
未だに声が3オクターブ近く出るのも牛肉のおかげです。

クリスマスディナーショーに向けて

今日は自宅で一日中歌の稽古。
まず発生を一通りやって歌に入る。

12月のショウの時のプログラムを一通り通して歌う。
いい歌や好きな歌がありすぎて毎回選ぶのに苦労する。

故寺山修司さんへ

12月21日の私のクリスマスディナーショーに備えて準備に忙しい。

数あるクリスマスの歌の中でも特にホーリーナイトが好き。
何しろミッションスクールの高校生の時から毎年歌っていたのだから。

今年からハイヒールの高さを10㎝から8.5㎝にかえる。
さすがにこの年で10㎝のピンヒールはきつい。

そういえばアメリカから帰ってすぐの時、寺山修司さんに『ハイヒールを履いて生まれてきたような女』と言われた。

今年は、寺山修司さんの没後30年にあたる。
寺山さん、天国からハイヒールを履いてとびまわっているロミを見守ってください。

至福の時

品川駅近くのフランス系のお店が今の私の大のお気に入り。

顔が全部入りそうな大きな木のボウル一杯のシーザーサラダ。
卵4個分という大きなオムレツ。

自家製のパンとフランス製のバター、デザートにキャラメルプリン。
これは絶品である。

友達とも来るが一人でもよく行く。
ここで過ごす時間はまさに至福の時である。

ある日の独り言

やっと涼しくなって朝のウォーキングが実に楽しい。

私の家からすぐ庭園美術館、自然国立公園と続くポプラ並木を抜けプラチナ通りに出る。

往復50分。

朝5:30に起きてアイフォンで音楽を聴きながら、木犀の香りを胸一杯に吸いながら歩く。

週3回が目標。

  

  

  

2013.02.04.Man ホテルオークラにて

武蔵川親方から『武蔵川親方の定年を祝う会』への招待をいただき、お祝いに親方に最も相応しい曲で、私が長年歌い続けきた「マイ・ウェイ」を贈りました。

武蔵川親方(第57代横綱 三重ノ海)は、一昨日(2/3)日本相撲協会を定年退職し、昨日付け(2/4)で相撲博物館館長に就任されたので、これからは石山館長(本名:石山五郎)とお呼びすることになるのですが、つい!おやかたって!呼んじゃいそうです。

武蔵川親方の定年を祝う会
武蔵川親方の定年を祝う会
武蔵川親方の定年を祝う会
武蔵川親方の定年を祝う会
石山五郎

2012.12.04.Tue浅草ビューホテル

友人の春日宏美さんのディナーショーを初めて拝見しました。

客席から観た春日さんは、さすがです!

SKD(松竹歌劇団)のトップスターであった時のイメージが、今でも生き生きと感じられました。
◆春日さんは、現在、女優や歌手として幅広く活躍しています。

春日宏美

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